不動産テックのFANTAS technologyと茨城県つくば市が「空き家利活用と地方創生推進のための連携に関する協定」を締結!

 FANTAS technology株式会社(東京都渋谷区)は、茨城県つくば市と「空き家等の利活用の推進と地方創生に係る連携協定」を締結した。「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を通じて、つくば市の空き家の利活用を図ることにより、地方創生の実現を目指す。

 同社は、平成27年より空き家再生事業を開始し、これまでに176戸の空き家再生に取り組んだ。令和3年4月からは空き家を含めた中古戸建て流通のプラットフォーム(https://fantas-repro.com)の提供を開始。また、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に、自治体と連携して空き家の価値を算出し、修繕や売却など利活用を促進する「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」が2年連続で採択されるなど、公民連携の取り組みも強化している。

 つくば市は、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼び込む好循環を確立するとともに、その好循環を支える「まち」に活力を取り戻すことを目的として「つくば市戦略プラン」を策定し、様々な取り組みを進める一方、住民の流動化や周辺地域における人口減少、既存の住宅・建築物の老朽化などに伴い、居住その他の使用がなされていない空き家等が増加傾向にある。令和4年11月30日時点で、1,182戸の空き家が確認されており、防災上や防犯上、また衛生面や景観面などにおいて、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす恐れがあり課題となっている。

 そこで今回、つくば市が持つ資源とFANTAS technology株式会社の物件調査技術や空き家再生のノウハウを活かし、つくば市の抱える空き家の利活用を促進することを目的として、協定の締結に至った。
本協定により、つくば市の空き家問題の解消に向けて「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を展開する。

<地域の空き家の可能性見える化プロジェクト概要>
➀地域の空き家の現地調査(調査費無料)
 つくば市が調査対象の候補となる空き家を選定、所有者の同意を得られた空き家で現地調査を実施
➁空き家の資産価値を可視化
 売却・賃貸化・リフォームなどの活用方法や資産価値、利活用に伴い発生する費用を算出したレポートを作成し、空き家所有者等に提供
➂空き家売却・活用のサポート
1. 地域の不動産事業者と連携した売却活動
2. 空き家バンクの活用
3. 空き家物件プラットフォーム「FANTAS repro」の活用

【つくば市】
市長:五十嵐 立青
茨城県の南西部に位置し、県内4番目の広さで、人口約25万人が暮らす。北に関東の名峰筑波山を擁し、東には国内第2位の面積を有する霞ヶ浦を控え、中心部には筑波研究学園都市が構成され、筑波大学など150の研究機関があり、 水と緑の自然豊かな土地に、最新のテクノロジーを持った研究機関が林立する地域。

【FANTAS technology株式会社】
本社 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者  :代表取締役 國師 康平
設立   :平成22年2月22日
資本金   :1億円
事業概要 :オンラインとオフラインを融合する「FANTAS platform」事業
・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
URL   :https://fantas-tech.co.jp

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