株式会社プエンテ、「社長以外は無人のAI企業をつくりたい」という小規模法人のニーズに応えるAI秘書サービス「A子さん」を提供開始
株式会社プエンテ(埼玉県所沢市)は5月26日、個人事業主・小規模法人向けのAI秘書サービス「A子さん」の提供開始を発表した。

近年AIエージェントが「対話で業務を実行する」段階に入った一方で、個人事業主や小規模法人にとってはAI APIアカウントの開設、サーバ運用やシステム保守などの技術的負担が導入の障壁になっている。
「A子さん」は、社長専属のAI対話エージェントとして機能し、業務指示、進捗確認、承認、通知集約を対話で行う法人向けSaaS。Anthropic社のClaude APIを中核に、プエンテ独自のAIエージェント基盤「Puente Platform」上で稼働し、社長が業務に集中できる環境の構築を目指している。
サービスの主な特徴として、社長の業務窓口として24時間365日待機し、プロジェクトの状況確認や承認事項の把握などを対話形式で行える点が挙げられる。また、クラウドサーバ環境や各種APIはプエンテが契約・運用を担当し、利用者は技術運用を行うことなく利用できる。
業務ロジックは「Puente MCP Hub Platform」のMCPサーバ群に集約されており、マルチテナント設計を採用。さらに、社長の判断基準や優先順位、業界辞書、スタイルガイドなどを学習することで利用企業ごとに最適化される。
開発は同社CEO保科氏が担当し、約3カ月で本番稼働を実現した。将来的な自社運用への移行時には、プロンプト辞書や業界辞書、データ一式の引き継ぎにも対応する。
社長専属AI秘書サービス「A子さん」は初期費用540万円(税別)で、月額利用料金30万円(税別)からで、サーバ実費、Claude API実費、Puente MCP利用料、保守費用を含む。標準導入期間は3カ月。
今後は2026年内に出版業エディションを正式リリースし、2027年に士業、コンサル、EC・小売向けエディションを順次提供開始する予定。2027年中にはARR1億円規模を目指している。また、IT導入支援事業者としてIT導入補助金の対象化も視野に入れて運営を進めるとしている。

