茨城工業高等専門学校が、海外の学生らと防災について議論! 国際グローバルキャンプ「KOSEN Global Camp 2025」を開催
茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市)は、サム・ラトゥランギ大学(インドネシア)と高等専門学校KOSEN-KMITL(タイ)、さらに長野工業高等専門学校(長野県長野市)、沼津工業高等専門学校(静岡県沼津市)の学生を招き、国際PBL型グローバルキャンプ「KOSEN Global Camp 2025」を開催した。

今回のテーマは「NextGen Disaster Resilience(次世代エンジニアによる新しい防災とレジリエンス)」。参加した学生たちは、国境を越え混成チームを組み、英語でディスカッションを重ねた。その上で、子ども・高齢者・外国人など誰一人取り残さない防災教育や備えについて議論し、アイデアの発表を行った。
また、プログラムの一環として、アクアマリンふくしまにおける震災復興に関する講義や、防災科学技術研究所による基礎的な防災講義、東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」での震災体験なども実施。さらに、茨城高専茶道部による茶道体験、茨城県ものづくりマイスターによる組子細工体験も行い、日本文化に触れる機会も設けられた。
学生同士の交流プログラムとしては、各国の紹介やスポーツ、バーベキューなどが行われ、温かい交流が生まれたという。
同校では、今後も、国境を意識しない21世紀型のグローバル教育を推進し、科学技術と社会の関わりを学ぶ機会を与え、起業家精神を備えたたくましい次世代の技術者育成を目指すとしている。

