富士見養蜂園、プロポリスの魅力を体験できる「FUJIMI プロポリスミュージアム」を開設

 株式会社富士見養蜂園(埼玉県志木市)は2026年2月23日、ミツバチが樹脂や樹液、花粉、唾液などを混ぜてつくる天然の防御物質を指す「プロポリス」の魅力や価値を体感できる施設「FUJIMI プロポリスミュージアム」をオープンした。入館は無料で、事前予約制で運営する。

富士見養蜂園、プロポリスの魅力を体験できる「FUJIMI プロポリスミュージアム」を開設

同施設は、60年以上にわたり蜂産品を取り扱ってきた同社が、長年培ってきた知見や技術をもとに開設。プロポリスに関する理解を深めてもらうことを目的としており、プロポリスの生成過程や歴史、研究内容、世界各国の関連製品などを紹介している。

館内は自然のなかの養蜂場をイメージした空間となっており、小鳥のさえずりやミツバチの羽音を演出に取り入れている。展示では、ミツバチが植物の樹脂を集めてプロポリスを生み出す仕組みを紹介するほか、実際の養蜂器具や資料なども公開している。初めてプロポリスに触れる来館者だけでなく、蜂産品や健康食品に関わる専門家まで幅広い層を対象としている。

また、同社が長年取り組んできた「超臨界抽出法」に関する展示も設けた。プロポリスの原塊から有効成分を抽出し、製品化されるまでの工程を紹介することで、製造技術や品質管理への取り組みを伝える内容となっている。

開設の背景について同社は、健康食品素材として利用されてきたプロポリスの特質や価値が、一般には十分に理解されていない現状があるとしている。そのため、プロポリスを正しく広く伝える普及・啓蒙の場として本施設を整備したという。

近隣の小中学校の児童・生徒を含む若い世代に対し、実際に見て体験できる学びの場を提供することも目的のひとつとしている。さらに、地域住民との交流の場として活用することで、地域社会への貢献にもつなげたい考えだ。

富士見養蜂園は1964年創業。蜂産品分野で事業を展開し、プロポリス分野では日本で初めて「超臨界抽出プロポリス」の製造に成功したとしている。原料選定から製造まで一貫した体制を構築し、高品質な原料開発に取り組んできた。

ミュージアムの開館時間は平日10時から16時までで、土日祝日は休館。来館には事前予約が必要となる。

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