【共創のまちづくりへ】宇都宮市×KPMGコンサルティング、スポーツ・デジタル技術を活用した地域活性化に関する包括連携協定を締結
宇都宮市が掲げる「共創のまちづくり」の推進に向け、KPMGコンサルティング株式会社(東京都千代田区)と栃木県宇都宮市は、スポーツおよびデジタル技術を活用した地域活性化に関する包括連携協定を締結した。
「共創のまちづくり」の強化・充実に向けた取り組みとして、かねてより同市では、市民・事業者・団体・行政が一体となり、市民サービスの向上や新たな価値の創造を目指している。同協定は、両者が有する知的・人的資源を有効に活用し、緊密に連携することによって、市民の福祉向上および地域活性化を図ることを目的としている。
KPMGコンサルティングは、主に「デジタル技術を最大限に活用した地域社会DX・行政DXの推進」や「スポーツオープンイノベーションによる事業創発の推進」を展開。これまで様々な企業や自治体への支援を通じて蓄積したノウハウや知見を活用し、宇都宮市と連携して取り組みを進めていく。
特に「スポーツオープンイノベーション」領域では、スポーツ団体と他産業との連携を強化。これによって新たな価値を創出することが、宇都宮市が掲げるスポーツを活用したまちづくりを支える基盤になると位置づけている。主な取組み事項としては、スポーツと他産業の掛け合わせによる新規事業・産業の創出、スポーツイベントを核とした地域経済の活性化、スポーツオープンイノベーションを推進するコーディネート人材の育成などが挙げられる。
また、デジタル技術を最大限に活用した地域活性化や、窓口サービスのDX推進、庁内DX人材の育成・確保、さらには公共の福祉に資する取り組みも、地域社会DX・行政DX推進の中核に含まれている。