高崎市のカレーハウス印度屋 事業継承マッチングプラットフォームrelay(リレイ)で味と技術を受け継ぐ後継者の募集を開始!

 元祖焼チーズカレーや激辛カレーで知られる名店「カレーハウス印度屋」(群馬県高崎市)が「事業継承マッチングプラットフォームrelay(リレイ)」で後継者募集を行っている。

 店主・荒木隆平さんは専門学校を卒業後、東京やドイツの洋食店やイタリアンを中心に経験し、地元高崎で1983年にカレーハウス印度屋を創業。洋食の経験を活かして、チーズに合うようにカレーをアレンジし、オリジナルの焼チーズカレーができた。3つの基本のカレーソースは、いずれも小麦粉を使用しないグルテンフリー、チーズは3種をブレンド。トッピングやアレンジ、辛さは注文時にお客さんの好みを聞いている。辛さを初段~10段まで変えられるカレーも提供しており、一番辛い10段カレーを制覇したのは、6000人を超えたという。創業当時から段の挑戦者へのステッカー贈呈やECサイトでのミート焼きチーズカレーの冷凍販売など、荒木さんはお店を継続していくためにさまざまな施策を行ってきた。調理の腕やアイディアのみならず、経営的な視点も持ち合わせていたからこそ、40年間愛されるお店になったのだと語る。

 後継者候補へ求めるものは、調理の技術よりも人柄。それに加えて、荒木さん自身も貸店舗からビルを購入した際、融資を受けたことで飲食店を成功させてやる、という覚悟が決まったという経験があり、事業の運転資金をある程度持ち合わせていることが重要とのこと。後継者候補決定後は、印度屋に入り、修行を行ってもらう流れ。設備などの使用も可能。荒木さんが培った調理の技術や飲食店経営のノウハウなどを学ぶことができる。

 荒木さんは「後継者候補を決める前に、しっかり対面で、どういう方か、どういう想いなのか、話したいですね。その後は、修行期間を設け、継承という流れですかね。もちろん、店舗自体も継いでもらっても構いませんが、考え方としては味を引き継いでもらうのがメイン。味を継いで、後継者の方の故郷でお店をやるとか、それこそ東京でお店をだすとか、のれん分けのような感じでも構いません」と話す。

地元髙崎はもちろん、関東近郊、しいては全国にもファンをもつカレーの味を引き継ぐ、覚悟ある後継者候補を募集するとしている。

●カレーハウス印度屋の後継者募集ページはこちら
https://relay.town/entrustments/indoya

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